未来予測

日本を襲う巨大津波発生の可能性

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小惑星の地球衝突

小惑星は比較的頻回に地球と衝突しています。しかし、そのほとんどは地球の大気圏に突入すると、大気圏内で燃え尽きてしまうので被害はありません。流星より大きくなると火球といい、さらに大きくなって燃え尽きずに地上まで達したものを隕石といいます。

数ミリから数センチ程度の小さな宇宙の塵ともいえるものが、沢山一度に地球に衝突すると流星群となります。

2013年のロシア、チェリャビンスクでの火球は大きな被害発生

小惑星の大きさが流星の大きさより大きくなると火球といいます。

午前9時15分に発生していますので、雲のように見えています。この時は空中で分裂し、大きな衝撃波も発生しています。その衝撃波により約3,300棟の民家や学校の窓ガラスが砕け散り、1500人以上が負傷しています。

NASAの推定によると直径17 m,1万トンの小惑星が秒速18kmの速度で地球大気圏に突入し、その威力はその強い衝撃波により窓枠がねじ込まれたり、人がバタバタと倒れています。(チェリャビンスク隕石の現地調査報告

地球に衝突し重大な被害を及ぼす可能性のある小惑星は推定2万5000個

米航空宇宙局(NASA)の推計では、その大きさが140m以上のものに限っても2万5000個の小惑星が地球と衝突する可能性があるとのことです。小惑星の直径が1000mを超す巨大なものだけを数えても4700個以上といいます。

さらに2017年に地球近傍天体広域赤外線探査衛星(NEOWISE)により、新たに10個の危険な小惑星を発見しています。チェコ科学アカデミー天文学研究所の研究グループによれば、おうし座流星群の中に巨大な岩石が紛れていて、その一つが早ければ今年2022年に地球に衝突する可能性があり、その後2025年、2032年、2039年のいずれかの年にも地球に衝突する可能性があるとのことです。

小惑星地球衝突回避のDART作戦

昨年の11月、NASAは地球に衝突する可能性のある小惑星から地球を守るため、小惑星の軌道を変える史上初の実験を始めました。2021年11月24日にアメリカの宇宙軍の基地から宇宙ロケットが打ち上げられました。

160mの大きさのディモルフォスは、ディディモスというそれより大きな直径780m小惑星の周囲を周回している小衛星です。この惑星に打ち上げた探査機を時速2万4000キロで体当たりさせて、その軌道を変更させようとする試みです。DART(Double Asteroid Redirection Test:二重小惑星方向転換試験)は10カ月後の今年の9月27日に、ディモルフォスという小惑星に衝突することになっています。はたしてこの実験の結果はどうなるのでしょうか。

DART作戦の思わぬ影響

衝突によってディモルフォスに生じうる変化を調査する初のシミュレーションについて記された論文が、学術誌「イカロス(Icarus)」に掲載されました。そのコンピューターシュミレーションによると、ディモルフォスは円形ではなく長楕円形のため、衝突の場所によってはその自転が非常に激しくなり、複数の軸で無秩序に回転するカオス的なタンブリング(動軸回転)状態に突入するかもしれません。もっと極端なシナリオでは、ディディモスとの自転・公転の同期が完全に崩れ、ディモルフォスは「上下逆さまに」ひっくり返りはじめるかもしれないそうです。それにより将来地球に衝突する可能性があります。

つづく

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