携帯電話の電磁波はDNAを切断する。
2004年に欧州7カ国の12研究機関が4年間で総額30万ユーロをかけて実施した報告書が発表されています。携帯電話と同レベルの高周波電磁波を人と動物の細胞に照射してその影響を見るものです。100回も行っています。
- 病巣部のがん細胞のDNAへの悪影響は拡大された。
- 人と動物のDNAの2本鎖が切断された。
- 電磁波の照射量が多いほど、被曝時間が長いほど比例してDNA損傷も増加した。
下の写真は我が家の今春のたんぽぽです。帯化現象が起きています。帯化現象は植物の成長点の遺伝子に異常が起こり奇形化するものです。
近くに携帯電話の基地局ができてから、この帯化現象が見られるようになりました。最初は山百合から始まりました。次は野菊でした。野菊の奇形は花からまた茎が伸びて花が咲くというものでした。
我が家から130mと190mのところに基地局があります。
家の前の道路から見た基地局
携帯電話の基地局からの距離と住民の体調
携帯電話の基地局から、距離による住民の体調の比較、調査サンプルは530人(男性270人、女性260人)
フランス国立応用科学研究所の行った調査結果
基地局から10m以内:吐き気、食欲不振、視覚障害
100m以内:うつ症状、癇癪、性欲減退
200m以内:頭痛、睡眠障害
300m以内:疲労感
各国の電磁波被爆の基準値(μW/cm2)
如何に日本では国民の健康をないがしろにしてきているか。以下をご覧になれば自民党政府の異常さがわかると思います。
パリ市:1.06
ロシア:2.4
ギリシャ:2.4
スイス:2.4
中国:6.6
イタリア:10
日本:1000
2011年に採択された欧州評議会議員会議(47加盟国)の報告書
- 長期被曝のための予防的基準値0.1μW/cm2
- 学校においてはWiFiではなく有線のLAN接続を優先し、校内での児童による携帯電話使用を厳しく制限する
- 電磁波過敏症の患者のための電磁波フリーエリアを設ける
- 携帯電話やWiFiのアンテナ設置は自治体、住民、市民団体と協議して設置する
- その他
昨年9月フランスの学校では、携帯電話の使用がそれまでの使用制限から全面的に使用禁止となりました。このように電磁波被曝の危険性が明らかとなってきたため、予防原則に基づき世界では規制が進んでいるにもかかわらず日本では議論もされていません。
電磁波被爆で体調に異変が起きるわけ
それでは何故電磁波を受けると体調が悪くなるのか考えましょう。まず、中学校の理科で習った電磁誘導を思い出してください。次の画像で思い出すのではないでしょうか。磁界の中を導線が通ると電流が流れることを。電界と磁界は一体不可分で別々に存在することはありません。
次は高校1年生のときに生物学で習った蛙の足で神経に電極を付けて動かす実験です。この実験でわかることは神経は電気で作動するということです。
これらのことから、人の神経も電磁界の中を動けば電流が流れるので、神経の元々の働きが撹乱されてしまいます。
以下、自律神経(人の意思ではコントロールできない交感神経と副交感神経)のシステムを表しています。
この自律神経も電磁波で撹乱されることにより、前編で話した多くの症状が出るようになります。
電磁波の影響は電位依存性カルシウムチャンネルが開き血液中のカルシウムが細胞に過剰に入ることによる神経麻痺とも言われます。
ヘモグロビンに酸素が付かなくなる現象や内因性一酸化炭素中毒、レニン・アンジオテンシンの発現による炎症が起こります。
なので肺炎などの症状になりますが白血球は上がらないのです。