5次元オーリングテスト

解説:5次元オーリング・テスト=7=

最近Dr.穴水の気ままな話の記事がGoogle検索では表示されなくなってきています。ブックマークしていただくか、プライバシーが保護されるDackDackGoのブラウザーをお使いください。

量子テレポーテーションを利用した5次元オーリング・テスト

テレポーテーションと聞くと、物理学の世界よりもSFの世界を思い浮かべるのではないでしょうか。かつてのSFは現実の世界となっていることが多くあります。テレポーテーションもその一つです。ミクロの世界ではテレポーテーションは現実世界となっていて、各国の研究者や軍部が争うように研究を加速させています。アメリカのトランプ大統領は宇宙軍の必要性を言い出していますが、宇宙軍の通信手段としてテレポーテーションは欠かせないものとなることでしょう。

ミクロの世界では、一つの物質が2つ以上の重ね合わせの状態で存在しています。つまりその物質の存在している世界が、いくつも同時に重ね合わさって存在しているわけです。即ち何パターンもの宇宙が同時に存在しています。パラレルワールド(並行宇宙)、多世界宇宙と言います。

高校の化学で習った原子核の周囲に存在する電子を思い出していただくと、スピンということまでは習っていたはずです。その1個の電子のスピンに上向きの電子と下向きの電子がパラレルワールドとして重ね合わさって存在していて、人間が観察したときに始めてその状態が上向きか下向きに確定します。ここに人間の意識の関与という重要なことがあるのですが、このことは今後改めて解説します。

人間が観察する前はいくつもの状態が重ね合わさって存在していて、人間が観察したときに、初めてその物質の状態が確定することを量子物理学では「状態の収縮」と呼んでいます。重ね合わせの状態にある電子のスピンでは、一方が上向きと観察されればもう一方は下向きと観察されます。重ね合わせの状態にある、たがいに分身のような2つの量子をどんなに遠くに離しても、一方が上向きと観察されれば一方は下向きと観察されます。

2012年、ウイーン大学とオーストリア科学アカデミー物理学者アントン・ザイリンガーの国際チームは、カナリア諸島のラパルマ島とテネリフェ島の間の143kmの距離で実験を行いました。実験は成功しテレポーテーションされた情報は伝達されました。この数か月前には中国のチームが97kmで成功していました。

中国の物理学者の潘建偉を中心とするチームは、2017年1月18日、中国科学院国家宇宙科学センターが前年の8月に打ち上げた世界初の量子科学実験衛星「墨子号」から地上に向けて量子もつれの状態にある光子を地上に向けて放出しました。そして約1200km離れた青海省と雲南省で情報を受信することに成功しています。

量子通信衛星を打ち上げることで島嶼部にある軍事基地や太平洋上に展開する艦隊、また海中深くの潜水艦と中国本土の司令部との間で敵に解読されない通信が可能となります。量子コンピューターを使った量子暗号と量子インターネットの研究も各国の研究機関で研究が進んでいます。火星移住の話も聞くようになりましたが、地球と火星との通信はテレポーテーションによって、同時に存在している情報をただ読み取るだけとなりますので、この量子通信は欠かせないものとなっていくことでしょう。

たとえ宇宙の果てでも、そこにも同時に存在しているテレポーテーションを利用すれば瞬時の情報伝達が可能となります。5次元オーリング・テストで遠隔の人や動物、植物の状態を知ることができるのはこのテレポーテーションを利用しているからです。

コメントを残す(ご質問は会員ページでできます。)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください