テロメアの簡単な伸ばし方
① リンゴ1個とバナナ1本を同時に食べる。
1時間以内にこの両方を食べましょう。1時間以上空けると効果は少なくなります。
リンゴは赤いもの、赤黒いほど効果は高く、青いリンゴは逆にテロメアを縮めます。リンゴの皮は必ず剥いてください。農薬がかかっていますのでイケダ指数を下げてしまいます。写真は我が家の恋空です。
バナナは褐色の斑点が入った熟したものが効果は高く、青いバナナは効果がありません。
②中国パセリ(和名:コエンドロ、中国:香菜、英語:コリアンダー、タイ:パクチー、中南米:シラントロ)を食べる
この香味野菜は生よりも煮たほうが効果は高いです。しかし和食では馴染みが薄く、江戸時代にポルトガルからコエントロとして入ってきていましたが、我が国では一般化しませんでした。
日本人が日常的に毎日食べるのは難しいので、サプリメント(シラントロ)も活用するとよいでしょう。
➂ ゴーヤーを食べる
ゴーヤーは加熱したものよりも生のほうが効果が高く、ゴーヤージュースやスムージーが最適です。生で50g程度食べると、シラントロやリンゴとバナナを食べるのと同程度の効果が得られます。私は医学生時代に沖縄で暮らしましたが、ゴーヤーはチャンプルーにしてよく食べていました。沖縄県の人たちはゴーヤーをよく食べていたから長寿だったのではないでしょうか。しかし今は様々の野菜がスーパーで売られ、ゴーヤーを食べる回数が減ったので、長寿県から転落したのかもしれません。沖縄県男性の平均寿命は1位から今は25位になってしまっていますが、この原因の多くはアメリカ占領下における沖縄の肉食の普及が内地より早かったことにもよります。日本人は肉を食べるのはひと月に1~2回程度にしましょう。
ゴーヤーは若いうちに食べないといけません。熟してくると種の周囲が赤くなってきます。このようなゴーヤーはテロメアを縮めますので食べてはいけません。
この①から③が簡単な方法ですが、どの方法でも効果を持続させるためには6時間おきに食べる必要があります。その点、一番簡便なのは②のシラントロですが、私は①と②を組み合わせています。20年近くこの方法です。またビタミンCは効果をキャンセルしますので、ビタミンC含有食品と一緒に食べないようにしましょう。
④ マインドフルネス
マインドフルネスはいつでもできます。時間をとって瞑想をしてもいいし、食事をしているとき、料理を作っているとき、入浴中など、囚われているマイナス思考から開放されることです。
前編で紹介したエリザベス・ブラックバーン教授の動画にもあるように、重い障害を抱えたお子さんを育てているお母さんは一般的にテロメアが短かったのですが、中には短くなっていないお母さんもいて、そのお母さんたちは人生の挑戦として前向きに捉えていました。このようにテロメアはイケダ指数とは違って、人の心の影響を強く受けます。
癌術後の患者さんで腸内細菌叢のレベルは非常に高く、イケダ指数で常に2700以上をキープしている方のテロメアを調べてみると1ng以下でした。驚いて5次元O-ringで調べてみると、この方には瞑想が最も効果があるとのことでした。早速瞑想のDVDを購入して始めたところ、すぐにテロメアが伸びだして300代まで増えました。その後シラントロのサプリメントも併用し、現在は600以上となっています。
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