9月11日、表題の記事が日刊現代DIGITALから出ました。米ブラウン大などの研究結果として「212人を対象に血液中の抗体量を測定。すると、全対象者の抗体量が接種完了から2週間後に比べて半年後には16%まで激減していた」という記事です。
この結果は前回のブログ「新型コロナワクチン無効の証明」を追認する形となっています。この結果はワクチン接種後半年でワクチンの効果はほぼ期待できなくなっているということです。ワクチン普及後半年以上経過したので、抗体量(抗体価)の測定結果が出てきました。
この記事では、専門家である左門新氏は「血液中の抗体の量である『抗体価』と抗体が持つ『感染防御能力』は同一でなく、両者は比例しないからです。」とコメントしていますが、まずここに嘘があります。当然、抗体価が高くなれば感染防御能力も高まります。そうでなければ抗体化を測る意味がなくなります。藤田医科大学では教職員209人を対象にした調査結果を発表しました。それによると3ヶ月で急激な低下がみられるとのことです。そして、米ミネソタ州のメイヨー・クリニックが収集した資料によると、モデルナ製ワクチンの場合、2月から7月の間の感染防止率は91%から76%に、ファイザーは89%から42%に減少したことが分かったということも伝えています。左門氏の提示しているデータは、ファイザー社が出した国際共同治験の結果に基づくもので、世界中の研究結果は異なる結果となっています。
ワクチン接種者の感染がワクチン未接種者の数倍多い
世界で最もワクチン接種が進んでいるイスラエルの現状を表にしました。イスラエル保健省で発表しているデータをまとめたものです。2021年8月22日から8月28日までの1週間に新型コロナウイルスに感染した人の実数です。
例えば50歳台では、1回摂取者の75人に対し2回摂取者ではその30倍の2279人が感染しています。新型コロナウイルス感染者の割合がワクチン未接種者では17.3%にも拘らず、ワクチンを1回でも摂取した人は82.7%と、感染者のほとんどがワクチン接種者で占められています。この記事の3ページ目で「3回打ちのブースター接種をお勧めします」で締めくくられていますが、50歳台ではブースター接種者は1118人と、これも全世代の中で最も多く感染しています。これらからわかるように、左門氏のコメントは誤っています。5次元オーリングテストではワクチンの効果は3ヶ月から長い人で10ケ月、平均6ヶ月と出ていました。2020年10月4日のブログ「集団免疫とワクチン」の「ワクチンは期待できない」の項で書いてあります。
これからは日本もイスラエルのようにワクチンを接種した人ほど感染するようになります。今後ワクチン接種者の感染が多発してきた時、政府は「ワクチン接種者は重症化しにくい」という嘘を拡散し始めることでしょう。