新型コロナワクチン接種はインフルエンザワクチンの100倍以上の死亡危険性
厚労省の平成28年10月から平成29年4月末までの1シーズンに報告されたイ ンフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告の状況によると、インフルエンザワクチンでは5人前後の死亡が報告されています。
それに対して新型コロナワクチンでは、厚労省の「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」が9日に公表した死亡事例は今年2月17日から6月4日までで計196件の死亡がありました。インフルエンザの平成28年の5000万回以上に対して、新型コロナワクチン接種では2000万回以上ですので、新型コロナワクチン接種では100倍以上の死の危険があることになります。
新型コロナワクチン接種で死亡する理由
ファイザーやモデルナのワクチンを接種することは、新型コロナウイルスに感染するのと全く同じことだからです。ワクチン接種後に経験することの多い発熱や倦怠感も、ウイルス感染と同じように身体が反応しているからです。そのためワクチンを接種した人からも感染しますので、ワクチン接種者には注意が必要です。
新型コロナウイルスの病毒性はウイルス本体ではなく、ウイルス表面のスパイク蛋白にあります。このスパイク蛋白を遺伝子組換え技術で合成し、PEGの合成膜で包んだものがファイザー社やモデルナ社のワクチンです。ウイルス感染の場合はウイルスによりスパイク蛋白が次第に増えることになりますが、これらのワクチンでは増えることはなく次第に分解されて消えていきます。
新型コロナウイルスの模式図です。赤く周囲に出ている部分がスパイクと呼ばれるところで、ここに病原性があります。
新型コロナワクチンはこのスパイクを作るmRNAを脂質の膜に閉じ込めその周囲にポリエチレングリコール(PEG)の長い腕がのびています。このPEGの腕で細胞に融合していきます。
新型コロナウイルスの大きさをピンポン玉位とすると、細胞の大きさは直径120mの球体になります。これほど小さいものの表面にあるスパイク蛋白ですので、簡単に脳やその他の臓器の中に入ってしまいます。以前のブログ(2020年9月10日)で記載した様々な症状はスパイク蛋白によるものです。また死亡の原因となるのもスパイク蛋白に対する免疫反応の暴走で、サイトカインストーム症候群と言われています。ワクチンにはたとえそのスパイク蛋白の量が少なくても、人によってはワクチンによる免疫反応が暴走することもありますので、死亡することになります。
そして今後、懸念されるのはワクチンを接種した人に起こる抗体依存性感染増強(ADE)と言われる現象です。本来、ウイルスなどから体を守るはずの抗体が、免疫細胞などへのウイルスの感染を促進。その後、ウイルスに感染した免疫細胞が暴走してしまい、サイトカインストームにより死亡することです。ワクチン接種後の実験動物はこのADEにより重症化しています。大阪大学の荒瀬尚教授を中心とした微生物病研究所・蛋白質研究所・免疫学フロンティア研究センター・感染症総合教育研究拠点・医学系研究科等から成る研究グループが、COVID-19患者由来の抗体を解析することにより、新型コロナウイルスに感染すると感染を防御する中和抗体ばかりでなく、感染性を高める感染増強抗体が産生されていることを初めて発見しました。しかもこの感染増強抗体は新型コロナウイルスに感染したことがない人にも発見されています。
ワクチンを接種する人はこの感染増強もリスクとして考えなければなりません。またインフルエンザワクチンと同様に、効力は6カ月前後ですので、年に2回の接種の必要があります。ワクチン接種の進んだアメリカでは接種後に感染した人がすでに1万人以上報告されています。
つづく