うつ病はコロナ感染症の症状のひとつ
新型コロナウイルス感染症の遅発性症状の一つにうつ病があります。新型コロナウイルス感染症の症状は初期こそ気管支炎や鼻炎ですが、感染後、間もなくから数ヶ月後に発症する症状もあります。
新型コロナウイルス感染症を発症し退院しても、一部の症状が治らず遷延するものをLong COVIDとかコロナ後遺症と呼ぶようになっていますが、これは間違いです。サイトカインストーム症候群や肺炎から回復しただけです。新型コロナウイルス感染症が治癒したわけではありません。新型コロナウイルス感染症は全身病です。
コロナ感染症の原因はウイルス本体ではなくスパイク蛋白にある
なぜなら病気の原因はウイルスの本体ではなく、ウイルスの表面にあるスパイク蛋白(トゲトゲ部分)だからです。このスパイク蛋白はウイルスが分解されても体の中に残ります。デルタ株は肺の中でよく増殖するので肺炎になりやすく、オミクロン株は気管支でよく増殖しますが、肺炎にはなり難いため重症化することが少ないだけです。ウイルスの増殖量に変わりはありません。症状が出ても軽症か無症状のため、多くの人にうつしてしまい爆発的に感染者が増えます。
ニューヨークでこのような状態です。来年からワクチン未接種者には46万円程度の罰金が課されるオーストラリアでも、1日9千人を超える急激な感染拡大です。
ワクチン接種者が感染拡大の要因
接種者は感染していても症状が出難いため、国民の中にワクチン接種が進むにしたがって感染は爆発的に増えることになります。早くはイスラエル、そしてイギリスなどで最近では韓国です。新型コロナ発症の原因がウイルス本体ではなく、スパイク蛋白にあるということをよく認識することが重要です。スパイク蛋白はACE2受容体にくっ付きます。そのためその場所でトラブルが起こることになります。肺胞細胞、心筋細胞、腸上皮細胞、血管内皮細胞、マクロファージなど一部の免疫細胞、大脳皮質や脳神経細胞などにも広く発現しています。肺胞細胞では肺炎、心筋細胞では心筋炎、腸上皮細胞では腸炎、血管内皮細胞では血栓、脳神経の臭覚神経や味覚神経では匂いや味が分からなくなる。免疫細胞の場合では自己免疫疾患や癌の発生がおこります。
そのため感染すると多彩な症状が出てきます。インディアナ大学医学部のナタリー・ランバート博士の調査によると症状の多い順に以下のようになっています。
- Fatigue (倦怠感)
- Muscle or body aches (筋肉や体の痛み)
- Shortness of breath or difficulty breathing (息切れまたは呼吸困難)
- Difficulty concentrating or focusing (集中力の低下)
- Inability to exercise or be active (動き難く活動的になれない)
- Headache (頭痛)
- Difficulty sleeping (不眠)
- Anxiety (不安感)
- Memory problems (記憶障害)
- Dizziness (めまい)
- Persistent chest pain or pressure (持続的な胸痛や胸の圧迫感)
- Cough (咳)
- Joint pain (関節痛)
- Heart palpitations (動悸)
- Diarrhea (下痢)
- Sore throat (喉の痛み)
- Night sweats (寝汗)
- Partial or complete loss of sense of smell (臭覚障害)
- Tachycardia (頻脈)
- Fever or chills (発熱または悪寒)
- Hair loss (抜け毛)
- Blurry vision (かすみ目)
- Congested or runny nose (鼻詰まりや鼻水)
- Sadness (悲愴感)
- Neuropathy in feet and hands (手足の神経障害)
- Reflux or heartburn (胸やけ)
- Changing symptoms (移り変わっていく症状)
- Partial or complete loss of sense of taste (味覚障害)
- Phlegm in back of throat (喉の奥の痰)
- Abdominal pain (腹痛)
- Lower back pain (腰痛)
- Shortness of breath or exhaustion from bending over (息切れ)
- Nausea or vomiting (嘔気や嘔吐)
- Weight gain (体重増加)
- Clogged ears (耳閉感)
- Dry eyes (ドライアイ)
- Calf cramps (ふくらはぎの痙攣)
- Tremors or shakiness (振戦または震え)
- Sleeping more than normal(眠りすぎ)
- Upper back pain(上背部痛)
- Floaters or flashes of light in Vison(目の中で動く物や光の点滅)
- Rash(発疹)
- Constant thirst(常に喉が渇く)
- Nerve sensations(神経過敏)
- Tinnitus or humming in ears(耳鳴り)
- Changed sense of taste(味覚が変化する)
- Sharp or sudden chest pain(突然の鋭い胸痛)
- Confusion(混乱)
- Muscle twitching(筋肉のけいれん)
- Feeling irritable(イライラ感)
これらの症状は感染後すぐ現れずに数ヶ月後に現れる場合も多く見られます。無症状の感染者はこれらの症状がコロナ感染のせいだとは思っていません。またドクターにとっても想定外です。
この中でうつ病の症状と一致するものは以下の4項目です。
- Fatigue (倦怠感)
- Difficulty sleeping (不眠)
- Anxiety (不安感)
- Sadness (悲愴感)
コロナワクチン接種で体内のスパイク蛋白を増やしてしまう
5次元オーリングテストによると、神田沙也加さんの新型コロナの感染は、志村けんさんや岡江久美子さんが感染したころの去年の春です。そしてうつ病を発症したのは去年の秋のようです。心療内科に通っていたという情報もあります。彼女は悩みや心の問題だったのではなく、単にうつ病という病気だったのです。スパイク蛋白が原因です。コロナ感染の自覚がなければ、ワクチンを打ってさらにスパイク蛋白を増やしていた可能性もあります。うつ病の人の5人に1人は自殺しているという報告もあります。若い女性は魚介類の摂取が少ないためビタミンD不足でうつ病を発症しやすい状態にあります。新型コロナには感染しないように注意するとともにワクチンも接種しないようにしないといけません。彼女が心療内科に通院していたのであれば、抗うつ剤が原因で自殺した可能性もあります。
コロナワクチンは、新型コロナ感染症の原因であるスパイク蛋白を体内で作らせて、それに対する抗体の産生を促す仕組みです。ワクチン接種後、これらの症状で当クリニックに通院されている患者さんもいます。