喘息も糖尿病もO-ringテストでは治る病気
大村教授がこの診断法を発見した経緯は、早稲田大学理工学部と横浜市立大学医学部を卒業後、アメリカで鍼灸の電気生理学的な研究をしていた頃に、偶然アプライドキネシオロジーを目にすことがあり、その人の体に良くないもの近づけると腕を上げる力が抜けるという現象にヒントを得ました。
腕では、間もなく疲れ続けられなくなってしまい、正確さにかけますが、指だと比較的長い間続けられ、しかも細かく調整ができます。親指と人差指だけではなく、親指と中指、親指と薬指、親指と小指、というように力を調整していきます。
また手の掌、足の裏などにも臓器の代表領域があり、その部分を刺激することによって力が抜ける場合はその臓器に異常があるということも分かりました。この代表領域は著作権の問題もあり、ここでは表示できませんので、ログイン(入会必要)して見てください。「Dr.穴水のなんでも相談室」に出してあります。
② 共鳴現象の応用
更に1983年頃には、2つの同一物質間における共鳴現象の発見により指のO-Ringの力が弱くなるという現象の発見に基づいて、 遺伝子、細胞内伝達物質、細菌、リッケチャ、ウイルス、ニューロトランスミッター、ホルモン、金属(Pb, Hg, Al等)、薬物の分布の局在を知ることができるようになりました。ウイルスや細菌の量の定量ができるようになってからは、治療経過を追うことができるようになっています。
このようなカンジダ菌や癌のプレパラートを利用すればこの共鳴現象を利用して、体内のどこにカンジダ菌の寄生があり、どこにどのくらいの大きさの何の癌があるかも分かります。
症例1:ライム病
この女の子は皮膚科に通っていても良くならないということで当院を受診しました。O-ringテストで調べるとライム菌の感染が確認されました。おそらくマダニに咬まれたものと思われます。耳の下から口角にかけて囲まれたところがライム菌のプレパラートで共鳴があったところです。この患者さんは抗生物質で治りました。
症例2:気管支喘息
この男性の方は気管支喘息で他の医院に通院していましたが、喘息が治らないということで当院を受診されました。O-ringテストで調べてみましたら、肺のあちこちにカンジダというカビが巣を作っているのが分かります。カンジダは水虫と同じ真菌の仲間ですので、この患者さんは抗真菌剤で喘息は治りました。現代医学では喘息の原因療法はせずに、気管支拡張剤だけの対症療法しかしませんので、なかなか治りませんがO-ringテストでは原因が分かりますので治ります。
症例3:肺がん
この方は毎年O-ringテストで検診を受けていた患者さんですが肺癌が見つかりました。右肩付近の小さい赤丸が肺癌の腫瘤部分です。
症例4:乳がん
前の症例と同じ患者さんですが、2年後には乳がんが見つかっています。一度がんになった患者さんは食生活と電磁波などの住環境、心の持ち方を改めない限り何度でもガンになります。
①Oncogene C-fos ab2
②Integrin α5,β1 Antibody
③Hg
この①~③の3つの全ての物質で共鳴現象が見られれば、癌の可能性がありますので、今度は医学的に想定できる癌のプレパラートで共鳴現象を調べていきます。この位置で想定される癌は肺癌と乳癌ですのでこれらのプレパラートで共鳴を調べていきます。
この患者さんはAdenocarcinoma lung で共鳴がありましたので、肺腺癌と確定されます。
ここで①のオンコジェンはがん細胞特有の物質、②のインテグリンは電磁波に被爆すると被爆した部位に一時的に増える物質、③水銀は歯のアマルガムや食品で体内に入る物質です。
症例5:糖尿病
この女性は糖尿病ですが、糖尿病も現代医学では対症療法しかしませんので、治りません。しかしO-ringテストで原因を調べて原因に対する治療をすれば治ります。この方は膵臓にライム菌の感染がありましたので、抗生物質で糖尿病は治りました。多くの糖尿病は感染から始まるようです。膵臓のインシュリンを分泌する細胞が長期間の感染による炎症で破壊されてしまわないうちに、O-ringテストで有効な治療を施せば、糖尿病は治る病です。癌もこのような初期であれば比較的簡単に消えます。
このように同一の物質波が共鳴する場合は指の力が抜けますので、指の力が抜けた部分をプロットすれば範囲が分かるわけです。
続く